逆流性食道炎の症状

逆流性食道炎になると、どのような症状が現れるのでしょうか？

　
逆流性食道炎では、胸焼けがもっともよく見られる症状ですが、その他にも色々な症状が
あります。

　
【 胸焼け 】

　
　逆流性食道炎で、もっとも多い症状です。
　みぞおちの辺りから胸の下の方にかけて、焼け付くような、熱くなる様な不快感が
　あります。喉の方まで上がっていく感じがします。

　
【 胸の痛み 】

　
　食道への刺激が強いと、胸がしめつけられるような痛みを感じます。

　
【 胃のもたれ 】

　
　胃のなかの食物を消化したり、腸に送り出す動きが弱く、食べ物がいつまでも胃に
　残ってしまう。

　
【 呑酸（どんさん）・げっぷ 】

　
　口の中まで酸っぱい液がこみあげる。

　
【 のどの違和感 】

　
　炎症が起き、痛みや異物感がある。声がかれることもある。

　
【 咳・気管支炎 】

　
　逆流した胃酸を気管に吸い込んで、咳き込んだり、炎症を起こす。

　

　
もし、このような症状があれば、早めに治療しましょう。

　
逆流性食道炎を放っておくと潰瘍（かいよう）ができ、その潰瘍が治る時には、
ひきつれるような状態になって、食道が狭くなり、食べ物が通りにくくなることが
あります。

　
また、その部分から炎症し吐血や下血を起こして貧血になることもあります。
症状があるにもかかわらず、長期間、何もしないでいると、食道の粘膜の細胞が
変化してガンになることもあるので注意が必要です。

　

　

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