姿勢と腹圧について
逆流性食道炎を予防するポイントとして、【姿勢】と【腹圧】についてお話します。
逆流性食道炎を予防する上で、【姿勢】はとても重要です。
以下の点、気をつけて下さいね。
● なるべく腰をのばして
腰が曲がった状態や前かがみの姿勢は、胃を圧迫します。
ですので、できるだけそのような姿勢は長時間続けないようにしましょう。
● 就寝は、頭の高い姿勢で
身体を横にすると、胸焼けがする場合は、枕や座布団を重ねて、枕を高くして
下さい。あと、食後はすぐに横にならないようにします。就寝直前の食事は避け
ましょう。
また、逆流性食道炎の予防には、【腹圧】にも気をくばる必要があります。
以下の点も、気をつけて下さいね。
● お腹を強くしめつけない
ベルトや帯、コルセット等、お腹をしめつけるものは、ゆるめにしましょう。
● 肥満や便秘は避ける
肥満や便秘も腹圧を上げる要因になるので、そのようにならないように
心がけましょう。
● しゃがんだり重いものを持たない
しゃがんだり、重いものを持つと、胃が圧迫され腹圧が上昇し、胃酸の逆流が
起こりやすくなります。
● 妊娠中は注意
妊娠中は、胃が圧迫されるので、注意が必要です。
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